不妊症検査（ホルモン採血、排卵の有無、尿検査）と共に、タイミング療法、排卵誘発剤、手術療法による不妊治療を行っております。
また、当院では人工授精を行っております。人工授精、体外受精、顕微授精と選択肢を用意しています。
男性不妊については、必要に応じ専門施設に紹介としております。

当院で行う検査

抗精子抗体検査（保険適用外）

体内で精子を異物とみなし、精子の動きを妨げてしまうような抗体が作られていないかを調べる検査です。
血液検査にて、抗体の有無を検査します。

費用

1回 8,000円

リスク

この検査に伴うリスク・副作用はありません

当院の治療法

タイミング療法

排卵日を正確に把握し、その時期に合わせて性交渉を行うことで妊娠の可能性を高める治療です。排卵の有無や子宮内膜の状態も医師が確認するため、自己流よりも精度が高く、不妊治療の初期段階として多くの方に選ばれています。

排卵誘発剤

自然周期でうまく排卵日が予測できない場合には、排卵誘発剤を使用し、排卵を促して確実なタイミングを図ることもあります。

人工授精

ご主人の精液の中から正常な精子を取り出し、洗浄して子宮内に入れる方法です。

料金の目安

5,460円（保険利用3割負担の場合）

体外受精

1. 奥さまの卵巣の卵を大きくするように注射
2. 卵が大きくなったら麻酔をして卵子を取り出す（採卵術）
3. 取り出した卵子と精子を受精させ、培養して妊娠に適した状態まで育てる（培養）
4. 培養した受精卵を子宮内に戻す（胚移植）、あるいは凍結保存する（受精卵の凍結保存）
5. 人工授精との大きな違いは、卵巣から卵子を取り出し、体外で精子と受精させて、受精した卵を子宮の中に戻してあげることです。

料金の目安（保険利用3割負担の場合）

	卵子の数	費用目安
採卵術	0個	9,600円
	1個	16,800円
	2～5個	20,400円
	6～9個	26,100円
	10個以上	31,200円

	卵子の数	費用目安
受精卵培養 ※初期胚までの場合	1個	13,500円
	2～5個	18,000円
	6～9個	25,200円
	10個以上	31,500円
胚盤胞まで管理 ※右記費用を加算	1個	+4,500円
	2～5個	+6,000円
	6～9個	+7,500円
	10個以上	+9,000円

新鮮胚移植	22,500円
凍結・融解胚移植	36,000円

	卵子の数	費用目安
受精卵（胚）凍結保存	1個	15,000円
	2～5個	21,000円
	6～9個	30,600円
	10個以上	39,000円
受精卵（胚）凍結維持管理料 ※1年ごと		10,500円

顕微授精

体外受精と同様に卵子を採取しますが、卵子と精子が自然に受精できない場合、顕微鏡の下で卵子の中に精子を人工的に入れて受精させる方法です。

料金の目安（保険利用3割負担の場合）

	追加する卵子の数	費用目安
受精卵（胚）凍結保存	0個	14,400円
	1個	28,800円
	2～5個	36,800円
	6～9個	44,400円
	10個以上	52,800円

手術療法

検査の過程で子宮・卵巣・卵管の質的な機能に原因がある場合、手術による治療やカテーテルを用いた卵管形成手術を行うことがあります。